コレジオ13回<スラブ鑑定用語の解説②>

今更だれにも聞けない「スラブ鑑定用語の解説②」

 

前回は中世コイン、近世コイン、近代コイン、現代コインまでの鑑定用語を解説しました。
何事も基礎学力は最も重要ですから前回の復習をしっかりお願いします!
 
 
まずは少々前フリです。。。。。
 
 
さて、今回は今一番ホットなコイン分野「古代コイン」の解説です。
古代コインは近代コイン程日本での知名度は高く無い印象でしょうが、それは今までだれもこの分野を日本語で書いたガイドブックが存在しないことが最大の理由です!
日本では殆どの人にとってまさに「ラストリゾート」とい言えるのが「古代コイン」です。
しかも世界的な視野に立てば「最大規模のコイン取引で有り」なおかつ「今最も価格が急激に上昇しているコイン群」ですぞ!
これを見逃すのは余りにも勿体なさ過ぎます〜〜〜ぞ〜〜
 
どこの国のコインコレクターもまずは自国のコインを第一に収集します。
アメリカ人で有ればアメリカコインを!イギリス人で有ればイギリスコインを!フランス人で有ればフランスコインを!中国人で有れば中国コインを!
余りにも当然の成り行きですが、たった1つだけコインには例外が存在します!!!
それがこの「古代コインというとても魅力的なジャンル」に成ります。
 
何故か?

古代コインには収集家の国境が無く全ての国の人々がこぞって収集をしているので「世界一収集人口が大きな真の国際マーケットコイン」だからです!
2012年を100とすると2016年の古代コインの価格は優に400には成っています!!
こんなホットな値動きをしている古代コインを知らないと言うのはコインの本質を知らない事にも成りかねませんね〜
「古代コイン」はカジバブル銘柄コインとは完全に一線を画す手付かずの神聖なコイン群つまり「ラスト・リゾートコイン」ですからね〜〜 Thanks God ! Thanks Ancient(古代) Coins ! Lucky We are !

 

古代コインには収集家の国境が無く全ての国の人々がこぞって収集をしているので「世界一収集人口が大きな真の国際マーケットコイン」だからです!
2012年を「100」とすると2016年の古代コインの価格は優に「400」には成っています!!
こんなホットな値動きをしている古代コインを知らないと言うのはコインの本質を知らない事にも成りかねませんね〜
もうあのカジ本の賞味期限も2016年の1月頃には切れたんですから、カジ本で煽りを効かせたコインもすっかり息切れしているじゃないですか!!
カジ本の影響が全く無いのがこの古代コインなんですからここは踏み込み時ですよ〜〜
それに音楽でも芸術でもコインでその本質はクラッシクに有る訳ですね〜
優れた芸術家なら例外無くクラッシクの素養が有るのは当然です!
「まずは古典より始めよ!」
 
そこで今回はこの古代コインスラブの用語解説を開講しますよ〜〜〜
 
現在古代コインを鑑定しているのはNGC社だけに成ります!
コイン鑑定世界の両雄と言われながらPCGS社は古代コインの鑑定をしていません(正確には出来ません!)
ま〜言えば「身の程をよく知っているPCGS社」が古代コインに参入出来ないのは当然でしょう!
PCGS社が近世コインでもアップアップしているのは鑑定の間違いの多さを見れば一目瞭然だから、、、古代コインまで間口を広げずに基本をしっかり勉強してからにして頂きたいのですよ!
商売と屏風は広げすぎると倒れやすく成るというじゃ有りませんか。。。。
 
古代コイン鑑定の理解には少しの慣れが必要です。
 
古代コインの鑑定だけが他のコインとは鑑定のフォーマットが少し異なるからです!
一般のコインで鑑定グレードはAU-58とかMS-63とかMS-65などのように数字で鑑定されますが、古代コインは「AU」と鑑定した後にStrike :4/5 Surface :3/5
などと鑑定する仕組みだからです。
 
Strike(打刻)と Surface(表面状態)の満点をそれぞれ5/5 . 5/5 で表示し、最低はそれぞれ1/5. 1/5とする仕組みですからね。
 
これをZEUSでは便宜上の表記を5/5 . 5/5 の場合は 5X5 , とします。
1/5. 1/5の場合は 1X1 とします。
 
例:AU Strike :4/5 Surface :3/5の場合は AU 4X3と略称して書きましょう。
例:MS Strike :5/5 Surface :5/5の場合は MS 5X5と略称して書きましょう。
 
こうすれば明瞭だし、その上簡潔でビジュアル上も解り易いので普及に努めております。
 
英国ビクトリア女王の金貨の鑑定のように MS-64などの数字鑑定は無いんですが、
それに代わりMS Strike :5/5 Surface :5/5などのように鑑定されますので手作りの古代コインはこの方が実態に即している訳です。
上の古代リディアコインの例に示したように左のコインから鑑定グレードは「XF」= (極美品グレード)その右隣りは「Ch XF」= (極美品にChつまりチョイスが鑑定ですから意味は極美品+の鑑定に成ります)
その隣は「AU」= (準未使用鑑定)そして右は「AU ★」ですからその意味は(準未使用品に特別魅力的な+アルファが付加されるコインの鑑定)という意味です。
単なる数字の羅列では無い古代コインのコインの魅力に迫ろうとする工夫を感じ取る事が出来よう!
単なる数字鑑定から一歩踏み出し古代コインの魅力を伝えようとした足跡を感じる事が出来るのでNGC社の鑑定姿勢には共感する部分が多い。
 
なお、NGC社の古代コイン鑑定の技術の高さと正確さは各方面から高く評価されています。
ここでは赤い◎の箇所の年代鑑定を解説します。
一番左のコインでは C. 440 〜404 BC と鑑定が有るのはこのコインの発行が紀元前440年から404年で有るという事を示しているのだ。
なお、最初のCは凡そとかほぼを意味する。
 
左から数えて3番目にコインにはC. 455〜440と鑑定されているからこのコインは紀元前455年から440年に発行された過渡期のタイプという事が明瞭です。
そして右端のコインはC.500〜480と鑑定されているからこのコインは大変希少な紀元前500年から紀元前480年に発行された最古のフクロウ銀貨という事が理解出来ます。

◎鑑定グレードも左から右に未使用グレードを示す「MS」鑑定、次に準未使用品グレードを示す「AU」 次は極美品グレードを示す「XF」そしてCh VF ★は極美品マイナスを示している。

さて、次回は今更だれにも聞けない「スラブ鑑定用語の解説③」に続きます。