読めば貴方もコイン博士② 鑑定スラブの秘密の①

読めば貴方もコイン博士②

コイン収集コイン投資に最も重要なインフラ誰も知らない「鑑定スラブの秘密の①」を開校します。

現在世界中には主な鑑定*スラブ会社が凡そ40社程有ります。その中で最も著名で知名度が高いのはアメリカフロリダ州に本社を構える「NGC社」とこれまたフロリダ州に本社を構える「PCGS社」の二社という事に成ります。

しかし、このようなコインの真贋を鑑定して、コインのグレード等級を「近代シェルドンスケール70段階」に分類してそれをプラスティク樹脂のケース(*スラブ)に封入するサービスを全米で一番先に開始したのはANACS社でした。それ以前もコイン鑑定サービスは有った物の「写真鑑定サービス」と呼ばれる物でした。この写真鑑定の問題点は「鑑定書と実際のコインが同じで有るか」どうかがいつも問題と成り、鑑定書と現物のコインがすり替えられるという問題を解決出来ませんでした。

その上に鑑定当時のコインが「取り扱い不良により汚損して鑑定当時のコイン状態を既に留めていない」という大きな問題が解決出来ませんでした。そこで登場するのが鑑定済みコインを樹脂製のケース(スラブ)に封入する事で「コインと鑑定書がすり替えられる」事も、また「取り扱いの不良による汚損の問題」からも自由に成れました。これは時代が正に求めていた完全な方法だったので瞬く間にコインコレクターとコイン投資家の支持を集めました。ANACS社のウエブサイトanacs.com には誇らしげにAmerica’s oldest Coin Grading Service と表示されていてこのANACS社が完成させたコイン鑑定グレード方法で有る事が確認出来ます。

◉利益関係の無い独立した第三者鑑定機関の登場はコインビジネスのあり方を根底から変える革命だったのです!公正さ、一貫性、世界中で保証されるコイン品質、鑑定枚数のデータ公開などが支持されています。

これによりもう専門知識が無くてもコイン収集が安全に出来ます。偽物を掴まされるリスクを劇的に改善しました。コインの鑑識眼が無くても貴方に代わって鑑定会社がコインの等級を判断してくれます!

*スラブとは本来「板状」の物や事を指しております。建築現場でコンクリートスラブを打つという場合や大きなお肉のステーキをSlab of  Meat と表現したりします。コイン鑑定の場合は樹脂製の板(スラブ)に封入しているという程の意味です。念のため。

 

さて、嘗ての1980年代のアメリカや欧州や日本のコイン販売はどのようなものだったのでしょうか?

ここで少しコイン販売の歴史を振り返りましょう。温故知新と言う訳です。

1980年代の初めまだコインを鑑定してそれをスラブに入れるサービスが無い時代を「コイン販売の暗黒の中世」としましょう。この時代はコイン商が絶対的な神の地位の高みに鎮座していて全てのコイン収集家は貧民や農民の身分に置かれてその封建地主としての圧倒的なコイン商の富の力と政治的発言力による圧政に苦しむ暗黒の中世だったのです。

不用意に「このコイン本物でしょうか?」のような発言でもしようものなら、即出入り禁止のお触書が回り村八分のような制裁を受けるような、そう言う「暗黒の時代」でした。コイン商は封建地主としての特権を享受して我が世の春を謳歌していました。この事には実は伏線が有ってまだオークションでコインを売買するのも普通では無い時代で、それに現在のようなネット社会までにはまだ20年以上も時差が有る今から見れば情報における「石器時代」のような世の中でした。コイン商様が神の時代ご機嫌を損ねると制裁が待っていたのですね〜〜〜

このような状態下では有力コイン商のお言葉が全てだったのです!神の声だったのですね〜〜

コイン暗黒時代の具体的な例を見て行きましょう。

有力コイン商から100万円で買ったコインをそのコイン商に持込み買い取りをお願いすると有力コイン商はその優位性を遺憾なく発揮して酷い価格に買い叩きました!いわくこのコインは現在は人気が無い!よってワシ(神)の買い取り価格は15万円だ!というような何を言っているのか直ぐには理解できないような無茶振りを平然と言う「暗黒の時代」が長く続きました。

虚しい抗議をすると今度はこれが弊社の査定価格です!とおかしなドグマを言われて虚しく尻尾を巻くしか有りませんでした。悪徳コイン商はこの買い取り時に研ぎ澄ましたおかしな「牙をむいて顧客に噛みつく」強権(狂犬?)を発揮してコレクターを餌食にしていたのですね。コレクターは生涯この不条理な仕打を忘れはしないでしょう!

◉今はコインはスマホが有れば誰でもネットで売れる良い時代に成ったのでもう誰も悪徳コイン商にコインを持ち込む事も有りません。その彼らが「近頃買い取りがサッパリ出来ないんですよね〜」などとボヤいていますが、昔何をしていたかを思い出して欲しいものですね〜〜因果応報とはこの事で有りましょう。自業自得。

またコイン買い取り現場は悪徳道具屋さんにゴルフクラブを売り行った時と同様で「お客さん左利き用のゴルフクラブは需要が有りませんからね〜〜〜ま〜どうしてもと言うなら1万円で取って上げても良いんですけどね、、人助けですよ〜〜」などと言いながらその1万円で買い取ったゴルフクラブを今度は買いに来たお客さんには「お客さん左利き用のゴルフクラブは滅多に出物が御座いませんので安値では売れないんですよね〜〜〜」などと全く反対の事を言いながら買い取り価格の7~8倍で売るようなその当時の特権を享受していたので御座います。これは当時の悪質なコイン商も多いにこの商習慣を見習い暴利を上げて毎夜銀座に繰り出す事がコイン商の習性に成っていた時代です。帝国ホテルの無料宿泊券をバラマクなど、、今から見るとその勢いが懐かしくも御座いますが、、、かつてコイン商がバブルで踊って高笑いをしていた時代が有ったのです!

このような「コイン商=神」の時代に泣かされてコイン収集をおやめに成った方も、また非常識なコイン商の餌食に成った犠牲者も多数いらして屍累々という状態でコイン投資が出来るような安全な環境など無い弱肉強食のジャングルのような場所だったとう一面も確かに有ったのです。

そこでこの極めて不公平なコイン商側に有利になり過ぎた状態を是正出来ないか?と考える「革命家」が出てくるのです。もうお解りですね?

そうです世界初のコインの第三者鑑定機関の登場です!

コイン販売の利益関係が全く無い完全に独立したコインの真贋判定とコインのグレードの等級を分類してそれを保証する独立会社の登場です。

PCGS社、NGC社の登場で暗黒の中世は終わりを告げ、1990年代の終わり頃にコインビジネスはようやく第三者鑑定機関の手により封建制度を脱して「民主主義」を確立出来ました!!!

しかし問題はむしろここから起きたとも言えるのですね!

何故なら旧来美味しすぎるコインビジネスの利益を独占していた旧勢力が利権を死守するためあらゆる画策を始めたのです。それはそうでしょう!各コイン商が勝手に自分のコインに等級を与えてこれは「未使用品だ」とかこれは「表面が未使用、裏面が準未使用だ」とかこれは「極美品➕」だとか言っていて販売し、買い取り現場ではこれは「美品➖」は有りませんね!とか惜しいことにこれは「直し品」ですね買い取りは金の地金価格にいくらか載せた感じが精一杯です!などとやって利益を得ていたコイン商が少なからず有ったのですから、それも当然の事でしょう。

悪徳コイン商はコインのグレーディングを「ブラックボックス化」する事で利益を独占していたのですから!

◉売るときはコイン「評価を膨らまして」二段階コイングレードを盛るなどの手法で利益を確保して

◉買い取る時はいわゆる「評価を殺す」方法で安く買い叩き利益幅を確保するのが常套的手法でした!

今の世の中からすれば不正なダブルスタンダードでどの道「コイン商にしか利益が行かない手法」でコイン商としての優位性を徹底的に利用した暴挙に近い商習慣が有ったと言って過言では有りませんでした。

従い、旧来のコイン商は未だにスラブ入りのコインを嫌います!

それは当然の事です。

考えても見て下さい!コインをそのコイン商に持って行き売る時の事を想像してみて下さい。貴方の持って行ったコインに例えばNGCの鑑定が有ってその鑑定スラブに「PF-66」と有るコインをコイン商がこれは多少問題が有るので「極美品」です!と言って買い取る事はもう出来ません。鑑定済みコインは安く買い取れないないので利幅が稼げないのです!

また鑑定済みコインで例えば AU-53と鑑定スラブに入っているコインをお客さんこれは「未使用品」ですと言っては売れない訳です。ここでもスラブ入りコインは利幅が稼げません。それに鑑定会社のサイトを見れば価格のガイドも載っていたりしてもはやコイン商独自の見解が入り込む余地が無いのですね〜〜

コインを第三者機関が鑑定するという事は旧来のコイン商の入り込む余地が非常に少なく成る事を意味します。従い利幅が適正に管理されるので素人や初心者でも有名コイン商と同じレベルでコインを取引出来るという利点を共有するべきと思いますが、これに賛成出来ないコイン商が海外にも日本国内にも少なからずいるんですね。

どんな良いことでも必ず反対する方がいるのは民主主義の健全性を確保する上で必要でしょう。

しかしながら、多くのコイン投資家に取り「コインの真贋が確定」している事とコインの70段階のグレードのどの「レベルなのかを明確」にしてくれる鑑定機関の存在は「コイン投資の最大のインフラ」で有るのは間違いの無い事です。

無鑑定の裸コインと鑑定済みのコイングレードが確定したコインとでは全く別次元のコイン価格に成ります。

◉高位鑑定済みコインと無鑑定裸コイン(生コイン)では時として価格が1/10に成ることは寧ろ当然の事です!

 

<ここまで言って良いのか?業界の秘密!>

また是非知って欲しい事に「現在裸で売られれているコインの多くが既に鑑定済みのコインをスラブを割って再販」しているという事実です。何故そうなるかは利益の問題です。

例えば高額なコインは鑑定に送られる事が常識化しています。何故なら鑑定で一段階でも上級の鑑定数字が付与されるとコインの種類に依っては2倍にも成るし、有るときは3倍にも成るのです。このような利益チャンスが有るコインを無鑑定のまま鑑定にも送らないで、裸で売っている確率がどれくらい有ると思いますか?

◉もし貴方がコイン商なら高額商品のコインを鑑定に送りもしないで売ろうとするのですか?コインの品質が良ければ尚の事鑑定に送るのでは有りませんか?これは常識の範囲の問題でしょう。

余り宜しくないかもしれませんが、鑑定に出したコインに問題が発見されていわゆる「Detailes 」鑑定が付与された時は高い値段では売れませんん!こういう「Detailes 」鑑定コインは典型的なダメージコインだからですね。

ダメージコインと言うのは自動車で言えば「事故車」のような物と言えば理解が容易と思います。フェラーリはフェラーリですが「全損事故車」では買いたい人はいないのと同じ事です!

NGC社の場合は紫色の鑑定ラベルが付き鑑定数字は有りません!業者さんもコレクターもこれを嫌い「D 鑑定」スラブを割って何食わぬ顔で「コインを裸にして」オークションに出したり、即売に出したりしているのです。解りますか?このカラクリが! ※超優良コイン商様の名誉のために言えば全部が全部では勿論有りません!念のため。

 

コイン鑑定眼の無い初心者が裸コイン(生コイン)を買う大きなリスクを自覚して下さいね。そうしないと射幸心にかられて眼が曇り大きな所謂「授業料」を支払う羽目に成るのはほぼ98%の確率と言えるでしょうから。

このスラブを割って裸に戻したコインをコイン業界では「ババ抜き」コインと呼びだれも近寄りません。

帝国ホテル開催の有名コインオークションでも今は 「D 品の捨て場」 の様相を呈していていると言われていて近年裸コインは価格が伸びませんね。。。。それはそうでしょう!一度落札して鑑定に送れば非常に高い確率で「D 品鑑定」される噂はネット上に溢れていてもはや参加者の常識化しているようでは手遅れ感さえ漂います。

自己責任とは上面の言葉で素人相手に注釈無し「D 品ウナ&ライオン」を毎回売っておきながら一流店です!とは恐れいります。鑑定スラブにも入らない「ウナ&ライオン」の出品もそろそろお止め頂きたいと望みますが無理な要望でしょうか?浜松町方面からの声もお耳に入っていると宜しいのですが。

かように初心者を陥れる危険が一杯有るのですから是非「安全な鑑定済みコイン」をご選択くださいませ。

◉ここで①のまとめです。

1,コイン投資家、コイン収集家の利益を守ってくれるのは第三者鑑定機関の鑑定済みコインです。

2,鑑定スラブに入ったコインは世界中でその価値が保証されています。

3,鑑定済みコインはオークションで高値で売れます。特に高位鑑定品はそのコインの落札レコードプライスに直結しています。

4,鑑定済みコインは時代の要請で有り、今後ますます「世界スタンダード」としての地位が加速しています。

5.鑑定済みコインは貴方の利益を代表してくれる最大の投資インフラです。

6,NGCの鑑定スラブはアメリカのスミソニアン博物館と共同で開発した特殊樹脂製でコインの保管に最適素材です。

7,鑑定済みコインはコインを物理的に保護してくれます。うっかりコインを落下させた時も傷が出来にくい。

8,鑑定済みコインは収納に便利で、コインの説明鑑定書と一体に成っているので相続などの財産管理にも便利

9.鑑定済みコインを鑑定スラブから出したい時はスラブを割って出して下さい。全く問題有りません!鑑定ラベルを保管しておけば販売を希望する時に鑑定ラベルと一緒に鑑定会社に送れば全く同様の鑑定がされて戻ります!鑑定済みコインはスラブに入っていてもスラブから出してもコイン価値は同じですよ!!!

 

次回は誰も知らない「鑑定スラブの秘密の②」を開校しますのでご期待下さいませ〜〜〜〜

 

 

 

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