読めば貴方もコイン博士⑤ 本当は怖いコインオークション

読めば貴方もコイン博士⑤

◉本当は怖いコインオークション

さて少々お時間が空いてしまいましたが少し急ぎ足でお約束のコインオークションの注意点などをお知らせ致します。年末が近づいて来るとコイン需要が急激に増えますのでその対応に日々追われてコインコレジオに割ける時間が少なく成って来ていているんです〜〜〜でも「コイン聖職者育成のため開校した」その原点に立ち返り眠い目をこすりながら以下の文章を打ち込んで御座います〜〜今回ちょっと短くてもご容赦くださいませ。。。。

まず最初にそのコインオークションは誰のために開催されているかを見極める簡単な方法からコレジオを始めましょう〜〜プロ向けのオークションでしょうか?アマチュア向けでしょうか?

日本のほぼ全てのコインオークションは日曜日か祭日に開催されますからコインオークションは日曜日と考える方が居ても不思議は御座いませんが実は日曜日開催のコインオークションの主なターゲットは個人の収集家がその対象です。これに対して欧米では多くのオークションが平日の月曜日から金曜日に開催されています。

この平日開催コインオークションがコイン業者向けプロ向けのオークションという事に成ります何故ならコイン業者は業務でオークションに参加する訳ですから毎週日曜日に家族を放置!?しては長く続くはずが御座いませんね〜〜だから平日開催は業者向けプロ向けという事が解るでしょう。それに業者は送金や支払いなどの便利を考えても、発送手配なども考えるとこれは平日開催で無ければその業務をスムースに遂行出来ないという現実的な問題も有る訳なんですね。。。

えっ!それじゃ会社勤めの私は参加に不便だ!と思われたなら、実はそれがもう一つの狙いでも有るのですね。

日曜日開催の一般公開オークションの方が素人さんには日程の上でも便利だし敷居も低くてこれはお勧めと言えます。

また、仔細に観察を続けると「コインを売るのに向いているオークション」と「コインを買うのに向いているオークション」が有るものです。果たして貴方が参加している或いは参加しようと考えているオークションは売り場のオークションなのか買い場のオークションなのかを見極める必要が有るんです。これが解っていないと大きなロスに成るでしょう。

◉オークションでの問題注意点の 1 「 真贋は本当に保証されているのでしょうか?」

最初に普通の考えでは有名オークションは当然としてもそのオークションに出品されるコインは全て特記がない限り「本物」と考えていると思われますが実はそれは期待的な考えでして事実はもっと複雑です。結論から言えば少なくは無い「コピー品」や「時代ニセ」や「ファンタジーと呼ばれる玩賞品」やそして「真贋の判定に至らないような程度まで摩滅が進んだコイン」まで含まれています。それに更には「審議品」と呼ばれる「エキスパートの鑑定判断が割れて専門家の一致に至らないコイン」なども含まれるなど事細かに書けば一冊の本に成ってしまう程現実は複雑ですよ〜〜〜より詳しくはオークション開催会社の「細則」に記述が御座いますのでそれを熟読頂く事に成ります。しかしながら結局開催社側に有利にその会社の顧問弁護士が書いたような細則の前には歯が立たないような印象を強く持つ場合が殆どでなんですよね〜〜大企業の鉄壁の前に立ちすくむ事になる印象は拭えません!

更に言えば、返品が保証される条件も仔細に読み込む事は不可欠ですが、一般にここも極めて狭き門で返品はほぼ不可能では無いかな〜〜と思えるような冷たい書き方に閉口するのは経験がある人ほどご同意頂けるポイントと思います。なぜライフタイムで本物を完全に保証しますので、安心して入札にご参加ください!後の問題は全て弊社が面倒を見ますと書く会社が無いのでしょうか?ここはあえて現在の問題提起と致します!

◉オークションでの注意点の 2 「落札価格は公正ですか?」

ここも基本的に公正だとは思われますが、内外のオークション会社が多数の訴訟問題を抱えているのは何故でしょうか?個々の案件に立ち入る事はしませんがなんとなく問題が色々と実は含まれているようです。

そこでこういう事を事前に防ぐにはどういう手立てが有効でしょうか?と言うことを学習しておくと何かの役にたつでしょう!その最大のポイントはご自分の「目標とするコインに対するその評価を自分で事前に決めておく」ことが何よりも効果が有ります。ご自分の評価した金額以上には行かないという事です!もしそうではないと周りの雰囲気に流されて気がついて見たらとんでも無い価格で落札してしまったというのは良く有ることです。その上この世界では「追い込み」と呼ばれる手法で落札しようとしている人を追い込んで売り主の希望価格に乗せて行く方法は相当にそれなりに研究されていて確立した方法で気がつかない内に追い込まれてしまうものです!!!!

◉具体例を紹介するとオークションフロアに複数のサクラの競り人を分散配置して追い込みターゲットを刺激して興奮させて最高額の半歩手前で不自然に競売から降りてターゲットに落札させる方法などを「追い込み」と言います〜〜〜なんか追い込み漁みたいな言葉の響きですがこれをやられたら、本当に怖いですよね!!ご注意くださいませ!

また最近日本のオークションで見受けられるのが「吊り上げ」という手法も御座います。この吊り上げはネットのショップなどが自社で持つコインの値付けを維持する目的で同じコインが適正価格で落札されないように競り人をそれとは目立たないように会場に配置して自社で販売の価格でわざと落札して自社の価格の正当性を偽装する方法です。そしてこの時の落札価格を示して自社販売価格が適正と宣伝する目的が有ります。しかしながら1970年代から1980年代にこれを大規模に仕掛けた某コイン大手法人さんが破綻した事を今知っている方がどれ位おられるでしょうか?この時吊り上げを仕掛けたコイン会社は従業員を「220名以上!」も擁していた大企業でしたが敢え無く破綻しました。不正はどのような方法を駆使しても不正に変わりは無くそれが長く続いた例は御座いません!

このような側面がコインオークションは不可避的に存在もする事を良く理解した上で楽しむ事が出来るなら多いにオークションの意味が有るでしょう〜〜〜クレグレもオークションには不正を工作する業者の存在が有ると言う事を忘れてはならないとご助言を致します!その場の雰囲気に流されて自分を見失なわないようにご用心くださいませ〜〜〜

GOOD LUCK !

<ここでの纏め>

◉コインオークションのA to Zをよく知らないととんでも無い高値掴みのターゲットにされる事が有ります。オークションでは「追い込み」も「吊り上げ」もルールの一部に組み込まれていて不可避的に発生します。

◉オークションでは高値掴みは構造的に避けようが有りません。また反対に売りの場合には「オークション参加社の談合等で不当な安値での落札」も良く起きていることを理解するべきです。いずれオークションの精通者の助言無しでは成功しないので注意が必要。

◉事前に入札の最高価格を知らせる結果に成る「郵便入札やFAXによる入札」「email での指値などは」秘密扱いという原則ですが、往々にしてこの「事前の指値」は他の入札者に利用されて吊り上げを誘発するケースが問題と成っています。

◉世界の有名オークションハウスで落札したコインは真贋の保証をされているものだと誤解をしている初心者が殆どですが、その実「真贋を無期限に無条件に保証しているオークション会社は存在しません!」オークション規則を良く読み込んで下さい!驚くような記述を見つける事に成るでしょう!真贋の保証は有りません!ルール細則の確認は特に重要。

 

それで次回は緊急レポート「偽物スラブの見分け方」を開催する予定です!こちらもお楽しみくださいませ。。。

 

*近頃急激に気温が低下して来ておりますので皆様も温かい物をお召に成りご自愛下さいませ〜〜〜